僕ら人間は何を原動力として行動していくか?
どうも、本当にお久しぶりです。
超絶サボってました、よっしおです。
文章を書くことから逃げていました!!!
稚拙な文章を世に出すのに億劫になっていた自分を恥じ、これからはどれだけ下手であろうと文章を書いていこうと思います。
なぜ急にそう思ったかというと、1猿の本を読んだからなのですがそれはまた別の機会に話すとして。。。
突然ですが、みなさんは何をモチベーションに働いていますか?
単純にお金のためでしょうか?それとも、その職場で働きスキルを得て、自分を成長させるためでしょうか?
僕らは何を原動力に行動をしていくべきなのか?そんなモチベーションについて書かれた本を紹介します。
それがこちらのモチベーション3.0という本
著者は僕たち人間を突き動かすための何かをパソコンのOSに例えて説明しています。
そして、それは次第にアップデートされているといいます。
まず、<モチベーション1.0>とは生存を目的とする生理的動因。遥か昔、今のように豊かではなかった時代に人間が生き残るために必要としていたOSです。
このOSを元に行動していた人間ですが、複雑化する社会などにはこのOSは機能しなくなります。
そして、アップデートされて出来上がったのが<モチベーション2.0>と呼ばれるもの。これは、報酬を求める一方で、罰は避けたいという動機付けと定義しています。
このOSは現代での僕たちの生活にしっかりと組み込まれているといいます。
例えば『成績の良い人には報酬をあげて、悪い人には罰則として居残りがある』みたいなのって考えると、結構どこでもやってますよね〜
筆者によると、このOSを用いることによって生産性などが上がるとされていていたけども今では機能しなくなってきていると言います。
様々な研究を元に人間は必ずしも富の最大化を目指している訳ではないと主張しています。
また、<モチベーション2.0>で起こりうる7つ問題をあげています(ここに書くと長くなるので読んでみてください)
それでは富の最大化を目指していない、そして今のOSのままでは様々な問題が起こってしまうのであれば僕たち人間は何をモチベーションとしていけば良いのか?
それがタイトルにもなっている<モチベーション3.0>というものです。
これは新しいことを想像したい、社会に貢献したい、自分の人生を自らの手で管理したいという動機付けと定義しています。
そして、こちらの考え方を持つ人々の方がよりよい成果を上げていると筆者は断言します。
<モチベーション3.0>は以下の3つの要素で構成されてると言います
- 自律性(オートノミー) ……他者からの干渉を受けず、自ら選択をして行動したいという欲求
- 熟達(マスタリー) ……何か価値あることをより上達させたいと思う欲求
- 目的 ……(社会貢献など)より意義のある人生の目的を持つこと
これらの要素を養っていくにはどうしたら良いかを個人、組織の観点からもしっかりと明記されていて非常に面白い1冊。
クリエイティブな仕事ではないルーティンワークに関しては、<モチベーション2.0>の適用が妥当であるとの説明があるも疑問を残さずすっきりとした印象があります。
自分が一番モチベーションを高く保ち続けられるにはどうしたら良いか、自分の部下を鼓舞し続けるにはどのような組織づくりをすれば良いかを考えるときにオススメの本でした。